top of page

 HANAPEUPEU
CACAO BAR
USERS MANUAL

ハナププ カカオバーとは チョコレートではありません。何も混ぜない自然栽培のカカオ100%。 御縁のある工房と地道に交流し、製造を依頼交渉取引する草の根ダイレクトトレード。 カカオはテオブロミン、カフェインなどの薬理作用がある成分を豊富に含んでいるので、一度に摂取する量には自分の体と向かい合って少しづつ様子を見て加減調整して下さい。 ひと欠片を飴を舐めるように味わうと体温でカカオバターがゆっくり溶け、カカオ本来の深い味わいが口の中に広がります。 高カカオのものは苦みや酸味が強いものも多くて食べづらいものも多いようですが、このカカオバーは信じられないくらいまろやかでコクがあります。 一般的なチョコレートの主原料はカカオマス、カカオバターなどの脂肪分と砂糖ですが、安物にはトランス脂肪酸や人工甘味料などが使われています。 カカオの種子は発酵または乾燥、焙煎を経て皮と胚芽を取り除いて荒く砕くとカカオニブになり、さらに磨砕して押し固めたものがカカオマスに、それを圧搾した脂肪分がカカオバター、圧搾して残った塊を粉砕乾燥させると、カカオパウダーになります。 カカオバーはバナナの葉についている常在菌によって自然発酵させ、カカオ納豆と呼ばれるくらい発酵中は納豆のように粘りがあり、酢酸菌、乳酸菌、酵母も発生する発酵食品なのです。 焙煎したカカオの種子から外皮だけを取り除き、極限まで磨砕したものを型に入れて流して固めたものであり、チョコレートの融点は27度あたりで調整されている為に溶けやすいですが、カカオバーの場合は37度で溶け難く、暑い夏季でも冷暗所であれば保管しやすいものです。 カカオのポリフェノールの量は圧倒的に高く消化吸収も早いです。 何も足さず何も引いていない、ありのままのカカオを感じてお楽しみください。 純度の高いカカオバーは酸化腐敗に強く消費期限は3年に設定していますが、長期保管しているとワインやチーズのように熟成していき、味がまろやかにコクが出て来る楽しみがあります。 ちなみにハナププとは、カカオ生産地の方言で「大丈夫」という意味です。

カカオバーの楽しみ方
 

まずは一欠片くらいを飴のように舐めてゆっくり溶かし、じっくり味わってみてください。

カカオの感じ方には個人差があるので、自分の適量を感じ取る事で最大のポテンシャルを得ることが可能になります。


一欠片を半分に食べやすくカットして、小さな容器に入れてサプリのようにして

いつでもどこでも携帯して生活の中で少しずつこまめに取り入れることが秘訣です。

カカオバーは食べ物でも飲み物でも、どんな食材にも風味がマッチする万能調味料としてお楽しみ頂けます。

346955174_6763008473730301_3876932930205057491_n.jpg
368283984_774583704675133_3513968579717940583_n.jpg

削る
 

ヨーグルト、スムージー、サラダ、スープ、ホットケーキやトースト、おにぎりや天ぷらなどのトッピングに。

ナイフやチーズ用のグレーターやおろし金を使うと簡単に削れます。


溶かす

 

ドリンクやスイーツの材料、ケーキやパンの生地に。

甘酒や豆乳、珈琲やお茶、日本酒やワイン、お酒をベースにしたドリンクに。


 

混ぜる
 

カレーやシチュー、煮込料理などのコクだし、ソースやドレッシング作りに。
 

カカオのもつ薬効を損なわない為に高温で炒めたり沸騰させたりしないようにお勧めします。
 

黒糖や天日塩、ナッツやドライフルーツ、チーズなど相性が抜群です。

484622340_2436202586725095_8619453687462045483_n.jpg
368421028_774583708008466_8123499821259082938_n.jpg

品質について 純度100%のカカオバーが溶けだす融点は37度位です。 一般的なチョコレートは、口どけをよくするために油脂、乳製品、甘味料など添加して27度位に融点が調整されていますが、カカオバーはチーズやワインのように時間の経過とともに熟成して美味しく変化していく発酵食品です。 30度を超える高温の環境下では表面がマーブル模様になることがありますが、カカオの油脂成分が表面に浮き出て冷え固まるナチュラルアート現象であり、カカオフラワーという愛称で呼ばれている、混ぜ物がない純度100%の証なので、問題なく安心して純粋な自然の味をお楽しみください。

推奨温度について カカオの油脂成分が緩くなる30度あたりが適温で、柔らかくて食感よく味も香もよく立ちます。 冷えるほどに固くなり旨味を感じにくくなりますが、温めたり削ったりお好みでお楽しみ頂けます。

カカオバーの味わい温度 何も足していない純粋なカカオバーは温度によって変化する風味、香り、食感を楽しめます。 味わい温度を参考にしてカカオの繊細な味わいを五感を澄ませ感じて下さい。 常温0℃ 以下 氷のように固く冷たくなかなか溶けない。最初は味は感じられず、温まって溶けだすと共に、先ず苦味を少しずつ感じ、徐々に旨味とコクを感じる。 常温3℃~10℃ 飴のように固く口に入れてもすぐ溶けず味は感じられない。徐々に苦味を感じ、温まって溶けだすとともに旨味とコクを感じるようになる。 常温 11~20℃ 飴のように固く口に入れてもすぐ溶けず味は感じられない。徐々に苦味を感じ、温まって溶けだすと共に、旨味とコクを感じるようになる。 常温 21~27℃ 一般的なチョコより固く、口に入れてもすぐには溶けない。徐々に苦味を感じ、温まって溶けだすと共に、旨味とコクを感じるようになる。 常温 28~30℃ 一般的なチョコの固さ、まろやかな味わいでナッツのような風味で、とろり滑らかな口どけ。 常温 31~35℃ 生チョコのようなしっとりした柔らかさ、苦味だけでないまろやかな味わい、ナッツのような風味で、とろり滑らかな口どけ。 常温 36~40℃ 溶け崩れる寸前の状態、カカオの甘い香りが立ち始める。ナッツのような風味で、とろり滑らかな口どけ。 常温 41~45℃ 溶けてハニーのようなペーストの状態、カカオの甘い香りが強く立つ。ナッツのような風味が細胞に絡みつくような濃厚な味わい。

長期保管について 水気と外気、直射日光の当たらないストレージ、押し入れやタンス、蔵やワインセラーのような涼しい冷暗所での保管がお勧めです。 冷蔵庫で保管される場合、結露、湿気によるカビ等発生、異臭の原因など品質が損なわれる可能性があるので、常温に戻してから開封するなど、水気に注意して保管してください。

カカオに関する一般常識と雑学 カカオには食物繊維、ビタミン、ミネラル類もとても豊富でスーパーフードと呼ばれ、じつは江戸時代には薬として、精力剤、滋養強壮剤の原料にされていたこともあるのです。 カカオの主な効能 ・強い抗酸化作用で老化防止 ・血圧低下(血管拡張) ・動脈硬化予防(悪玉コレステロールの抗酸化、善玉コレステロールを増やす、血液さらさら) ・美容効果(活性酸素除去) ・アレルギー改善・脳の活性化(脳の栄養BDNFに働きかける) ・便通改善

ポリフェノールの強力な抗酸化作用 体の酸化はシミ・シワ・くすみなど肌荒れ・白髪など老化現象・免疫力が落ちる・脳の神経細胞の損傷 を起こすだけでなく、 生活習慣病・動脈硬化・ガン・肝疾患 などの原因にもなりますが、それらの防止にポリフェノールが有効と言われていますが、カカオには豊富に含まれています。 虫歯予防にもポリフェノール ポリフェノールには虫歯の原因であるミュータンス菌を抗菌したり、歯周病の膿や腫れなどを予防する殺菌作用があり、歯周病菌を殺菌することで口臭の予防にもつながると言われています。

Screenshot 2025-04-05 22.07.50.png

便通改善 カカオは腸内の善玉菌を増やした便通を改善する効果があると言われています。 ハイカカオチョコレート入り培養液と、ハイカカオチョコレートなしの培養液でビフィズス菌BB536を培養したところ、ハイカカオチョコレート入り培養液では8時間後に同菌の数が29倍に増加。 ハイカカオチョコレートなしの培養液ではほとんど変化しなかったそうです。 またカカオプロテインは難消化性の物質で、食物繊維も豊富。小腸で消化吸収されず、大腸に届き、便の基材となってかさを増すことができます。 また、腸内細菌の餌となり腸内フローラを変化させることで、整腸作用を及ぼし、便のかさ増し効果と整腸作用による「便通改善」の効果が期待できると言われています。

テオブロミンについて テオブロミンは、カカオに含まれているアルカリに似た化学物質で、1878年にカカオの豆から発見され、生理作用、薬理作用が期待できることがわかり、のちに血管拡張薬、利尿薬として医療現場でも使用されるようになりました。 脳を活性化させるので集中力や記憶力を高めると注目され、不足してしまうと、物事の判断が鈍ってしまうことがあるため、ある程度の量の摂取が必要といわれています。 カカオに多く含まれているので、普段の生活からも手軽に摂取することができます。 テオブロミンの呼び名はギリシャ語で、神様(theo)の食べ物(broma)といわれているカカオの学名Theobromaからきています。 テオブロミンがもたらす効能 テオブロミンは、血管拡張、気管支拡張、利尿、性感染症(梅毒)の治療薬で使用され、摂取後約2時間で最大血中濃度に達し効果を発揮します。 成分はゆっくり体内に吸収されていくので効果に関しても時間をかけて穏やかに現れます。ほかにも様々な効果があるので紹介します。 血行促進 血管拡張の作用により身体全体の血液の流れが改善し、体温も上昇するので代謝率がアップします。 また性器周辺の血管も拡張されるので勃起力のサポートをするといわれ、現在は性機能を向上させるサプリメントにも配合されています。 さらに肌のターンオーバーが活性化するのでコラーゲンも生成されやすくなりアンチエイジング効果が期待できます。 身体への効果は多く、ほかにも下記の効果が期待できます。 ・血圧安定 ・体内の脂肪減少 ・冷え症の解消 ・むくみの解消 ・動脈硬化の予防 ・脳梗塞の予防 ・心筋梗塞の予防 ・生活習慣病の予防 ・高脂血症の予防 ・気管支拡張作用 テオブロミンは気管支を拡大させ、咳を鎮める作用や、喘息緩和にもよいとされています。 利尿作用 過剰にテオブロミンを摂取してしまうと興奮作用が高まり利尿作用が働きます。利尿作用は体外にウイルスを排出するので、風邪をひいた際の頭痛や解熱に対し効果的です。 脳の活性化 脳内物質のセロトニン(別名、幸せのホルモン)の働きを助ける効果があり、脳が活性化されることで緩やかではありますが、 覚醒効果や、自律神経の調整が期待でき、リラックス効果もありますが、性的刺激に敏感になり、性感が高まるといった効果も現れるので、媚薬に配合されていることがあります。 主に下記の効果が期待できます。 ・集中力アップ ・記憶力アップ ・気力アップ ・思考力アップ ・ストレス軽減 ・食欲抑制 ・心拍数増加 ・スムーズな入眠 テオブロミンが必要な人 下記に該当する人は、テオブロミンを摂取することで改善、解消することができます。 ・身体が疲れやすい ・最近判断力が鈍ってきた ・血流の流れが悪い ・性機能が減退してきた ・緊張しやすい ・イライラしやすい ・冷え性である ・むくみやすい ・自律神経を整えたい ・テオブロミンの副作用 とくに副作用は報告されていませんが、過剰に摂取した場合に下記の副作用がおこる可能性があります。 ・興奮作用により不眠 ・筋弛緩作用により手の麻痺、震え ・肝障害 ・頭痛 ・目眩い ・喘息 ・吐き気 テオブロミンの注意点 ・子供が摂取しすぎると興奮状態を招く可能性があります。 ・ペットが届かない場所で保管してください。 ペットに対しての注意点 人間にとってテオブロミンは身体に害を与えるほどの量ではありませんが、ペットを飼われている人は注意が必要です。 ネコに関しては甘いものが苦手なので口にする危険性はかなり低くなりますが、犬が口にした場合、テオブロミンの代謝速度が遅く中毒症状を起こす可能性があります。 主な症状は心拍の乱れ、脱水症状、消化不良が報告されており、悪化した場合は発作が起こる可能性があります。 ペットを飼われている人はペットがテオブロミンを口にしないように気をつける必要があります。 テオブロミンの注意点 以下の内容にあてはまる人は、摂取に注意が必要です。 使用前に一度医師に相談をし、問題ないか確認する必要があります。 ・過去に医薬品を使用してアレルギー症状が出たことがある人 ・気管支拡張剤を使用中の人 ・現在医薬品を服用中の人 ・妊娠中、授乳中の人 過剰摂取は消化不良や不眠、利尿作用を促進すると言われているので、自分自身の適量を見極めながら少しづつ様子をみて食べることをお勧めします。

松果体の活性化 松果体とは第三の目ともいわれ、その99%がケイ素でできており、直観力が磨かれ想像力が豊かに五感が敏感になるといわれています。 その松果体を活性化させるのには、シリカとテオブロミンが有効であり、幸福感を感じるセロトニンやアナンダミドなどが脳内で分泌されていることが解明されてきています。 セロトニンに影響を受け分泌される成分 アナンダミド セロトニンと同じような働きをする。 フェニルアセトアルデヒド 植物の精油にも含まれる天然芳香成分で、エンドルフィンを分泌させる。 フェニルエチルアミン 恋をしたときに脳内で分泌される、別名「恋愛ホルモン」で、心をウキウキさせてくれる。 カカオの摂取で幸福を感じ、ストレス軽減になるのはこういった理由があり、媚薬として使用されているのも、こういった成分によります。 バナナにはシリカが含まれているので、松果体活性にはチョコバナナがおすすめ。 ちなみに白砂糖や医薬品・化学物質(フッ素)電磁波・添加物・農薬・ワクチン等は松果体の石灰化に繋がるそうです。

カカオは生食がいい? 焙煎は薬効が落ちる?米国ペンシルバニア大学より、生のカカオは中毒性が強く、肝臓腎臓に刺激を与える物質が含まれていて、長期的に摂取すると暴力的になり、性的機能障害や不眠症、めまい、無気力感やうつやパニックなどの原因を作る。 カカオ豆を焙煎するときにその温度や時間を調整することで、保存性が高まるだけでなく、健康に良い生理活性物質や抗酸化物質が増加するとの研究結果が報告されています。 またカカオの油には有害物質が含まれていて体内に詰まりやすく、それを消化するために体に負担がかかり、野生動物にカカオを食べさせると死亡したり寿命が縮まります。 カカオ発祥の地である南米の先住民たちは、生カカオを薬や儀式などで使用し、常食することはないそうです。 カカオは栄養豊富で様々な効能がありますが、何事も食べ過ぎは良くないようです。 また焙煎することにより、1000種類以上の香味物質が生まれ、甘いチョコの香りになります。 焼いても残る最強善玉菌 耐熱性の芽胞を形成する菌には、善玉菌の酪酸菌や、フラットサワー菌の一種であるバチルス・コアグランスなどがあります。 耐熱性の芽胞を形成する菌 酪酸菌:芽胞という構造を持ち、強力な胃酸を浴びても生きたまま腸に届くため、「最強の善玉菌」とも呼ばれます。 バチルス・コアグランス:生育環境が悪化すると芽胞と呼ばれる耐久型(耐熱性・耐乾性・耐薬品性)の細胞を形成します。 嫌気条件下で糖を分解して乳酸を産生する乳酸菌でもあり、「生きて腸まで届く有胞子性乳酸菌」としても良く知られています。 耐熱性菌の総称 芽胞を形成することで、熱をはじめ、乾燥、化学薬品等に対して耐性のある菌の総称を「耐熱性菌」といいます。 善玉菌の種類 ビフィズス菌、酪酸菌、バクテロイデス菌、ルミノコッカス菌、 アッカーマンシア菌。 高カカオチョコは腸内で善玉菌を増やす このところ、腸内フローラ(腸内細菌群)に対する注目が高まっている。腸内フローラは全身の健康に大きく関わり、太った人や糖尿病の人に共通する悪玉菌もいるという。 そんな中、大手食品メーカー明治と帝京大学は共同で「チョコレート摂取による腸内環境改善効果の探索的研究」を行い、高カカオチョコレートの摂取が腸内フローラに与える影響を調べた。 ライフスタイルで腸内フローラは変わる まず「長寿菌が健康寿命を決める」と題し、理化学研究所イノベーション推進センターの辨野(べんの)義己さんが腸内フローラの重要性を語った。 人間の腸の中には1000種以上、実に600兆個を超える細菌が存在。その総重量は1kg以上になるという。腸内細菌には人間の健康にプラスに働く善玉菌とマイナスに働く悪玉菌、どちらともいえない日和見菌がいるが、辨野さんによると「肥満、糖尿病、がんに関係する悪玉菌がいることも分かってきた」という。腸内細菌はおなかの調子にとどまらず、全身の健康にも大きく影響しているわけだ。 2011年から2013年にかけて、辨野さんたちは3220人の腸内フローラを解析。腸内フローラは性別、年齢によっても異なるが、ライフスタイルも大きく関係していることを確認した。若い女性でも不摂生な生活をしていると中高年男性に多いタイプの腸内フローラになってしまうこともあり、食生活を中心としたライフスタイルを改善することで腸内フローラも改善するという。 善玉菌の中でも大切なのは? 「善玉菌の中でも大切なのは、酢酸を産生するビフィズス菌と、酪酸を産生するフィーカリバクテリウム(大便桿菌)や大便球菌。これらは健康長寿に直結する菌で、私は"長寿菌"と呼んでいます」(辨野さん) 食物繊維や乳酸菌が多い食事、適度な運動と睡眠、規則正しい生活サイクル。これらを心がけることで、ビフィズス菌や酪酸産生菌が増えていく。「これらの菌が増え、腸内フローラが改善されることで免疫機能が高まり、病気になりにくくなります」と辨野さん。だから"長寿菌"というわけだ。 カカオの健康成分はポリフェノールだけではない 続いて、明治と共同で高カカオチョコレートの研究をした帝京大学理工学部バイオサイエンス学科の古賀仁一郎准教授が壇上に立ち、「高カカオチョコレートの継続摂取による短鎖脂肪酸産生菌の増加」について話した。 これまでもチョコレートの原料であるカカオの健康効果に関して、多くの研究が行われてきた。今回の共同研究のきっかけは2014年に愛知県蒲郡市、明治、愛知学院大学が共同で行った「チョコレート摂取による健康機能に関する実証研究」、通称「蒲郡スタディ」と呼ばれる研究だ。 45歳から69歳の347人に、高カカオチョコレート(カカオ分72%)を1日25g、4週間食べてもらった。その結果、脳の神経細胞の活動を促進するBDNF(脳由来神経栄養因子)の増加による認知症予防の可能性、動脈硬化のリスク低減、血圧低下、HDL(善玉)コレステロール値の上昇など、カカオに含まれるポリフェノールの機能性が確認された。 さらに、多くの被験者から「便通が改善した」という意外な感想が寄せられたという。 「これはポリフェノールの作用では説明できない。そこでカカオに含まれるたんぱく質、"カカオプロテイン"に着目したわけです」と古賀准教授は説明する。 カカオプロテインは消化されにくいことで知られる。人工消化試験にて牛乳に含まれるカゼインの消化率を100とすると、大豆たんぱく質は51.2、カカオプロテインは33.3しかないという。つまり、「食物繊維やオリゴ糖と同じく、小腸で消化吸収されずに大腸に到達するのです」と古賀准教授。 善玉菌を増やして便通を改善 そこで今回明治と帝京大学が共同で「カカオプロテインの便通改善効果」を調べた。 対象は20歳以上50歳未満、排便回数が週4回以下(便秘気味)の女性たち。15人にカカオが含まれないホワイトチョコレートを、16人に高カカオチョコレート(カカオ分72%)を1日25gずつ、2週間食べ続けてもらった。なお、どちらもカロリーの差はなく、試験期間中に体重の増減は見られなかったという。 するとホワイトチョコ群に比べて高カカオチョコレート群は(1)排便回数が多くなった(2)便の色が薄くなった(3)便の量が増えた--といった効果が確認された。 なぜ、こういった結果が得られたのか。例えば食物繊維をとると便の量が増える。しかし、推奨される食物繊維の量は1日約20gなのに対し、25gの高カカオチョコレートに含まれるカカオプロテインは1g程度しかない。食物繊維を合算しても1日推奨量には届かない。「ならばオリゴ糖のように、腸内の善玉菌のエサになって善玉菌の増殖を促進しているのではないかと考えました」と古賀准教授。 その後、NGS法(菌のDNAを解読する最新技術)で被験者の腸内フローラを調べたところ、高カカオ群の女性たちはフィーカリバクテリウムなど4種類の短鎖脂肪酸産生菌が増えたことが分かった。 短鎖脂肪酸が増えるとなぜいい? なお、短鎖脂肪酸とは酢酸、酪酸、プロピオン酸などの脂肪酸のこと。「フィーカリバクテリウムは、その中でも特に酪酸を大量に産生する菌。長寿の人の腸内に多く存在することから、ビフィズス菌、乳酸菌に続く善玉菌といわれています」と古賀准教授は話す。 腸内に酪酸などの短鎖脂肪酸が増えると、ぜん動運動などの活発化による「便通改善」に加えて、腐敗産物減少と粘膜上皮細胞の異常増殖抑制による「大腸がんの抑制」、クローン病などの「炎症性腸疾患(IBD)の予防」、インスリンの分泌促進による「糖尿病の予防」などが期待できるといわれている。 つまり、「高カカオチョコレートの継続摂取で、最近増えている大腸がん、IBD、糖尿病のリスクを下げる可能性があるわけです」と古賀准教授は締めくくった。 カカオプロテインは酪酸産生菌を増やし、大腸がんなどのリスクを下げる――。 これからチョコレートを食べるときには、ぜひカカオの含有量にも注目していただきたい。

古代マヤ文明とカカオ 今から2600年前、マヤ文明ではカカオがすでに飲まれており、カカオに水、蜂蜜、チリペッパー、コーンミールなどを混ぜて泡立つドリンクを作っていたようです。 メソアメリカ(今のメキシコから中米)では3900年前ともいわれており、最古の痕跡のオルメカ文明は紀元前1500年で本来、カカオを体内に摂り込むという行為は、特別な儀式や祝辞の前におこなわれる神聖で重要な要素だったようです。

カカオとスピリチュアル 科学的にも、カカオは幸福感をもたらす神経伝達物質「アナンダミド」を含有する唯一の食材であり、人を夢中にさせる愛の媚薬ともいわれ、占星術では金星を満たすといわれている食べ物ですが、 そんなチョコレートの原材料「カカオ」が、欧米諸国より様々な形で注目されれ、世界中に大流行しています。 歴史上、最も古いヒーリングは、シャーマニックな儀式によってもたらされていたと言われていますが、そのひとつに「カカオ」を使ったものもあったようです。 カカオは、大地のエネルギーをたっぷりと含んだ食べ物で、古代マヤ文明のあった中央アメリカの原住民たちは、カカオに四大元素「地・風・水・火」のスピリット(精霊)が宿っていると信じられ、 神の食べ物であるカカオを取ることで、エネルギーバンランスが整い、健康になれると信じられてきました。 ハートが開くと、自己の奥にある囁きのような小さな声が聞き取れるようになり、それが不要なブロックやトラウマ、価値観を手放す助けとなり、 本当の自分に繋がり、自分らしさやビジョンが鮮明になるなど、さまざまな内側の変化をもたらしてくれる、まさに神の力が入っている食べ物ではないでしょうか。 当時には、とても貴重で効果的な生薬として食されたり、儀式に使われるだけでなく、貨幣の代わりとして等価交換にも利用されていたくらい保存に優れ、信用価値の高いものでした。 カカオの学名「Theobroma」は「神 (theos) の食べ物 (broma) 」を意味します。  不安や恐れを解放し、自分の本質と繋がる時間、音楽や瞑想、インナーワークを用いて、自分自身の深い部分に繋がることをカカオさまがサポートしてくれます。

進化するカカオセレモニー ヨガやスピリチュアルワークをする人達が、仲間との集まりとして、またワークショップとして、カカオセレモニーを現代に再び持ち込み、じわじわとブームが広がって来てます。 参加者で円を描くように座り、丁寧に調合されるカカオドリンクを祈祷師が振る舞います。 マヤの人達は火を焚き、それを中心に円を作って儀式を行っていましたが、現代のカカオセレモニーでは、 キャンドルを灯しタロットカードをひいたり、新月や満月といった星の話しをしたりしながら、お互いの言葉をシェアし、温かな繋がりを感じる場となっています。 本格的なものであれば、クリスタルや花を飾ったり、香を焚いたり、自然のエネルギーを繋がれるような神聖な雰囲気作りをして、儀式全体を華やかに演出し意識の高揚を図ります。 「現代の女神たちの集会」といった神秘的な様子に興味がそそられ、これからさらに人間社会で必要とされ浸透していくのではないでしょうか。

秘儀カカオエネマ 古代マヤ人たちは、神に近づくために麻薬や酒を摂取していた。 飲んでいたのは「バルチェ」と呼ばれる木の樹皮を発酵させてできる液体とハチミツの飲料などですが、 早く酩酊するために肛門から注入していたとされて、壺や彫り物などの造形物、壁画などに浣腸が行なわれている儀式の様子を表す絵が各地で多数残されています。 座薬には肛門座薬と膣座薬があり、直腸から直接吸収されるため肝臓にダメージを与えず胃腸障害が少ない、 臭いや味が気にならないなどの優れた利点があり、坐薬の成分の90%が1時間程度で吸収される。つまり座薬は「身体に優しい薬」なのです。 現代でも座薬などの原材料の一部としてカカオバターが使われています。 それはカカオバターが人肌の温度で溶け出して有効成分を体内まで運ぶ性質があるからです。 この歴史的事実を知る前から、カカオーバー生みの親であるTAKAは直感で、 珈琲にはコーヒーエネマと呼ばれる浣腸療法が既に存在していたので、行き当たりバッタリ、 カカヲさまのお導きで、カカオバーを座薬状に削って、肛門より装填して活用する世界初のカカオエネマを独自に開発して楽しんでいたのです 。 そして、、、 肛門日光浴Xカカオエネマ短編映画「サンライズ・ヴァイブレーション」 公式サイト http://sunrise-vibration.com この作品の発案から構想、プロデュースし主演までしたロックバンド、Frying DutchmanのLee Tabasco氏も、 御縁あってカカオバーを上から下からディープに愛用している仲間であり、カカオエネマX肛門日光浴の融合で、さらなる領域の探求を供に楽しんでいます。

タップしてダウンロード

QR_Manual.png

ページQRコード

© 2025 HANAPEUPEU all rights reserved.
 

bottom of page